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書籍『ギガトンギャップ―気候変動と国際交渉』 のご紹介


2015年11月16日出版
古沢広祐・足立治郎・小野田真二編  株式会社オルタナ発行


21世紀の人類が直面する最大の課題、気候変動問題は待ったなしの時を迎えています。台風の巨大化、干ばつ、異常高温、集中豪雨や竜巻などの自然災害の頻発、気候大変動の兆候を前にして、世界は温室効果ガスの大幅な削減を求められています。しかし、削減目標が掲げられてはいるものの、その取り組みはなかなか進んでいないのが現実です。

本書の主題である「ギガトン・ギャップ」は、その厳しい現実を象徴的に示した言葉です。2020年までの温室効果ガス削減目標を合計したときの排出量と、2℃目標を達成するために求められる排出量との間のギャップ(差)という意味です。2030年時点でのギャップは、実に14〜17ギガトン(140〜170億トン)に達します。本書では、人類の未来を左右する危機を迎えるなか、ギガトン・ギャップを埋めるための、さまざまな立場の専門的知見による見解をまとめました。


● 目 次

はじめに

序章 気候変動と国際共存 〜 グローバル・リスク社会への対応
古沢広祐(国学院大学経済学部教授 JACSES代表理事)

第一部<最新動向編>
第1章.気候変動交渉における各国の対立・協調の歴史と現状
沖村理史(島根県立大学総合政策学部教授)

第2章.気候変動影響への適応及び気候変動による損失と損害に関する国際交渉・制度の動向
久保田泉(国立環境研究所社会環境システム研究センター主任研究員)

第3章.気候資金を巡る国際交渉と国際制度
田村堅太郎(地球環境戦略研究機関関西研究センター副所長)

第4章.市場メカニズムに関する国際交渉・制度の最新動向
田上貴彦(日本エネルギー経済研究所地球温暖化政策グループマネージャー研究主幹)

第5章.UNFCCCにおける技術移転交渉と技術メカニズム
上野貴弘(東京大学公共政策大学院客員研究員・電力中央研究所主任研究員)

第6章.REDD+に関する国際交渉の動向
川上豊幸(熱帯林行動ネットワーク(JATAN) 運営委員)

第7章.フロン類の環境影響と排出規制に関する国際交渉・制度の最新動向
花岡達也(国立環境研究所社会環境システム研究センター主任研究員)

第二部<課題・展望編>
第8章.座談会:緩和−今後の将来枠組・制度のあり方−緩和を中心として
●座談会参加者
亀山 康子(国立環境研究所社会環境システム研究センター室長)
山岸 尚之(WWFジャパン気候変動・エネルギーグループリーダー)
杉山 大志(電力中央研究所エネルギー技術評価領域主任研究員)
手塚 宏之(JFEスチール株式会社技術企画部地球環境グループリーダー)
笠井 俊彦(元環境省フロン対策課長)
<補足原稿>「地球規模での温室効果ガス削減を実現するために」笠井俊彦

第9章.インタビュー:適応/ロス&ダメージに関する保険業界の取組み・今後の途上国支援のあり方
●話し手
斉藤 照夫(損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント褐レ問)
<補足原稿>「ロス&ダメージのためのワルシャワ国際メカニズム等について」

第10章. 気候変動に対処するための国際枠組・取組みに向けた考察・提起
小野田真二・足立治郎・遠藤理紗(「環境・持続社会」研究センター(JACSES))

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