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クリーン開発メカニズム(CDM)に関する活動

適正な国際協力の推進に向けて、クリーン開発メカニズム(CDM)等、気候変動に対する国際協力の適正化・効果向上をはかります。


1.クリーン開発メカニズム(CDM)とは

京都議定書の第一約束期間(2008〜2012年)が迫り、クリーン開発メカニズム(CDM)などを通じた、途上国における温暖化の取り組みが活発化しています。CDMとは、京都議定書に定められた京都メカニズムの一つで、先進国の政府や企業が途上国で温室効果ガス削減プロジェクトを行い、削減分をクレジットとして自国に持ち帰る仕組みを指します。
京都議定書によりCDMのプロジェクトは、途上国の持続可能な開発に貢献することが定められています。CDMは、世界レベルでの地球温暖化防止の取り組みを強化すると同時に、国際協力や持続可能な発展の実現に貢献するツールとして期待されます。

2.CDMの課題

しかし現状では、CDMはいくつかの問題点を抱えています。第一に、質が悪く、途上国の持続可能な開発に貢献しないようなプロジェクトの存在が指摘されています。CDMが拡大していく中で、確かな削減を保証するためにも、更なる質のチェックが必要とされます。第二に、CDMを通じて、先進国の政府や企業は温室効果ガスの削減クレジットを買うことができるために、優先されるべき国内対策の実施が回避されてしまう恐れがあります。特に、質の悪いプロジェクトも含め、適切なチェックなしにCDMが拡大していってしまうことは、避けなければなりません。

活動の目的

このような現況を踏まえて、気候変動プロジェクトでは、第一に、悪質なCDMプロジェクトを防ぎ、良質のプロジェクトを推進することにより、途上国における温暖化対策の推進と持続可能な発展の実現に寄与することを目的とします。そして第二に、CDMのむやみな拡大を防ぐことによって、日本国内の温暖化対策促進に貢献することを目的とします。



活動内容

具体的には、気候変動と国際協力に関しての調査・研究を行ないつつ、市民・産業界・政府などの各セクターの理解と取り組みを促進するためにシンポジウムやワークショップを開催し、書籍や報告書を発行していきます。

現在までに、気候変動と国際協力に関するテーマで、以下のイベントを実施してきました。

過去のイベント



今後の予定

1.国際ラウンドテーブル/国際シンポジウム開催

ラウンドテーブル:海外ゲスト(欧米・他のアジア諸国のNGO/専門家/議員/産業界リーダー等)・国内キーパーソン(議員・省庁・研究者・企業/経済団体・NGO等)を招聘し、東京にて開催。
・共有事項:CDMに関する欧米・日本・アジア途上国の経験・知見、参加者各々の取り組み
・議論事項:個々の役割と今後の連携、制度構築の可能性

シンポジウム:ラウンドテーブル開催直後に、シンポジウムを開催
・対象者/実施場所:広範な市民(マスメディアも含む)/東京
・講演者/パネリスト:海外ゲスト、議員、省庁、研究者、経済団体/企業、NGO等

2.研究/書籍出版

研究:欧米・途上国の専門家等と協力し研究を実施。
・調査事項:これまでのCDM事例の効果・影響・課題と今後の可能性

書籍出版:研究に基づき、書籍を作成・築地書館より出版。
・構成:CDM最新動向・課題・提案等



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